中小企業にとっても導入しやすい迷惑メール対策ソリューションまるごとserver「迷惑メールソリューション」

月額2万円程度で100名の迷惑メール対策ができる。そんな廉価なサービスをGMOインターネットが提供開始した。いまやメール流通の約60%が迷惑メールとの統計もある。迷惑メール対策は、企業として必至なものとして考えるべきなのだ。

» 2007年10月18日 10時00分 公開
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 自分のメールアドレスに送られてくる迷惑メールの数がどんどん増加している――そう感じたことがないだろうか?

 その実感を裏付けるようなデータも発表されている。米シマンテックが半年にいちど発表している「インターネットセキュリティ脅威レポート」によれば、2007年1月1日から2007年6月30日までの期間、迷惑メールがメールトラフィック全体の61%を占めたという。その量は調査ごとに増加する傾向にあり、2006年下半期が59%だったのに対し、そこから2%上昇する結果となっている。

 迷惑メールが増加すると、それを排除するための時間が必要となる。企業の場合、迷惑メールの多さが、業務効率の低下を招く原因ともなってくる。

 しかも、最近のセキュリティ被害は、以前のように腕に覚えがあるハッカーが仕掛けた悪ふざけ的なものではなく、プロの犯罪者が関わった悪質なものが増加している。独立行政法人 情報処理推進機構(略称=IPA)では、寄せられた届出や相談の中で、「迷惑メールの中に書いてあるリンク先をクリックしたところ、ウイルス対策ソフトが警告を表示したなど、迷惑メール経由でウイルス感染の被害に遭いそうになったという内容のものが数多くあった」と発表。対策として、「迷惑メールは開かず、書かれているWebサイトなどをクリックせず、削除すること」を挙げている。

 こうした状況から、企業が社員に提供する電子メールシステムは、迷惑メール対策も合わせて考えることが望ましい。ところが、効果の高い迷惑メール対策ソリューションを導入しようとすると手間、コストがかかる。「迷惑メール対策ソリューションを導入したくても、簡単に導入できない」と悩む企業も多いのではないか。

 そこでGMOインターネットでは、同社の提供する専用サーバサービスと組み合わせて利用することで、短期間での導入可能で、かつ効果の高い迷惑メールソリューションの提供を開始した。実際に導入した企業では、迷惑メールの数が激減し、仕事に大きな効果をもたらしている。

3種類のフィルターを搭載で実現した高精度の対策ソリューション

 GMOインターネットが提供を開始した、専用サーバ「まるごとserver」を利用した迷惑メール対策ソリューション「迷惑メールフィルター」は、サーバ側で迷惑メールを減らすよう、3種類のフィルタリングエンジンを搭載し、高精度な迷惑メール排除を実現している。

 既に専用サーバを契約し、メールとWebサイトとして利用しているユーザーの中には、迷惑メールが増えすぎたためにサーバトラフィックにも悪影響を及ぼし、「Webサイトのアクセススピードが遅くなった」というケースもある。

 そうした状況を改善するために、GMOインターネットでは専用サーバを利用するユーザー向けのオプションメニューとして、1種類だけでなく、3種類のフィルタリングエンジンを搭載することで、迷惑メールをサーバ側で完全にシャットダウンするソリューションを提供することとした。

 搭載しているフィルターは、次の3つ。

1)独自の判定基準を持った「基本フィルター」

2)迷惑メールパターンを認識し、利用していくに従って成長する「学習型フィルター」

3)業界随一の検知精度を誇るスパム対策ソリューション「Symantec Brightmail AntiSpam(シマンテック ブライトメール アンチスパム)」

 迷惑メールフィルターは、それぞれに特長を持っている。今回、3つのフィルターを利用するソリューションとしたことで、一つのフィルターではすり抜けてしまう迷惑メールを別なフィルターがブロックしていく。

 さらに、フィルターには利用者ごとに、個々のメールアドレス単位、ドメイン単位で「受信拒否リスト」、「セーフ(受信許可)リスト」を設定することが可能。それぞれ最大で100件設定できる仕組みとなっている。

 迷惑メールと判定されたメールをどう処理するかについても、迷惑メールボックスへ自動的に隔離することや、題名に【SPAM】という文字列を挿入してのクライアントへの配布、メールヘッダーにSPAMであることを示すフラグを挿入して配布することも可能だ。

 こうした設定は、管理者専用の管理画面で実施する。設定は決して難しいものではなく、簡単な操作となっている。

 実際にこのサービスを導入した、運送業のユーザーのケースでは、テスト導入したところ、それまで大きな悩みとなっていた迷惑メールが、手元に届くことがほとんどなくなった。その結果、100を超すメールアドレスでこのフィルタリングサービスを導入することを決定したという。

 GMOインターネットでは、「精度の高い迷惑メールフィルターであっても短期間に導入することができ、利用者側に導入負荷のないものでなければ意味がない!」と考えた。

 そこで今回のフィルターは、ASP方式で提供している。専用サーバと迷惑メールフィルターを同時に導入する場合、サーバ設定が必要となるが、それでも5営業日程度で導入が可能だ。

 コストについても、迷惑メールフィルター自身の導入料金は初期費用が1万円、月額利用料金は10アカウントまで利用可能な基本ライセンス料金が2000円。メールアカウントの数を増やす際には、10アカウントごとに1800円となっている。仮にメールアカウント100を利用する企業が導入した場合でも、月額利用料金は2万円だ。これで社員の不満がなくなるならば、おのずとからコストパフォーマンスの高さが伺える。

 さらなるオプションとして、メールフィルターと同時にウイルスチェックサービスを利用することも可能。ウイルスチェックサービスには、トレンドマイクロ社製「IMSS」を採用。電子メールを介して侵入しようとする脅威をブロックすることができる。

 この利用料金は初期費用が2万円、月額利用料金はメールアカウント数に関係なく1000円となっている。

信頼ある事業者のホスティング利用でメールの安全性アップ

 GMOインターネットでは、「メールというのは、企業の生命線ともいえる重要なソリューション。万が一ストップしたり、トラブルによってパフォーマンスが落ちるといった事態は、避けなければならない。そのためには、実績があり信頼できる業者のホスティングサービスを利用することをオススメしたい」と話す。

 そこで、新たにホスティングサービスを開始する場合には、2つの専用サーバサービスを用意した。

 エントリーユーザーの利用を想定した「トータルパッケージ」は、サポートが充実したサポート型専用サーバ。このサービスは、「専用サーバを運用していくほど、ITリテラシーが高くない」と考えるユーザーであっても、専用サーバが利用できるよう、管理サービスまでセットで提供している。

 OSには定評ある「Red Hat Enterprise ES 3.0」、管理ツールとして「ClassCat Cute Server Manager」を採用。ディスク容量は80GBを用意。RAIDプランとして2台のハードディスクに同じデータを保存し、データをリカバーする仕様も選択できる。月額利用料金は4万4100円から。

 専用サーバのメリットを生かし、自由にカスタマイズを行いたいというユーザー向けには、ハードウェア、OS、管理ツールを自分で選択できる「マイセレクト」というプランも用意されている。Root権限を利用できるため拡張性、柔軟性に富んでいるのがこのサービスの特徴であり、スタートした後でシステム拡大の可能性があるユーザーに適している。月額料金は3万3600円から。

 ホスティングサービスを利用すれば、自社でサーバを運用するよりも、安全性が高く、迷惑メールのようなトラブルを未然に防ぐことが高い。特に今回、迷惑メールフィルターを導入したことで、メールサーバとしてのレベルは確実にアップした。GMOインターネットでは、この点をユーザーにアピールしていく計画だ。

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提供:GMOインターネット株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2007年11月19日