動画視聴についてはこまめにバージョンアップリッチコンテンツ利用調査

動画配信サービス会社のJストリームがブラウザ、映像アプリケーションのプラグインに関する調査を実施した。

» 2007年10月24日 12時46分 公開
[ITmedia]

 今回の調査は、インターネットによるリッチコンテンツ利用のベースとなるOS、Webブラウザ、映像再生アプリケーションのプラグインについてのもの。ビジネス、テクノロジー、エンターテインメント、ウーマン&ヘルス、ジョブ&キャリア、トラベルのジャンルより計52サイトを対象に、複数のポータルサイトにおいてバナー掲載を行い、アクセスユーザーのPC環境に応じた内容表示を行う際のデータを個人が特定されない形で収集・集計したという。総表示回数は476138インプレッション。調査期間は2007年9月10日から9月16日。

大画面への移行が進む?

 同調査の結果から、OSについてはWindows比率が96%。Windows+IE環境が90%を超えており、OSにおけるMacOSは3.9%、ブラウザにおけるFirefoxは5.3%のシェアとなった。

 また、動画視聴が可能なFlash6以降は98.81%のユーザーが視聴環境を所有。また、Windows Media Playerについても、Windows98以降に搭載されるバージョン6以降で96.60%の高い普及率となっており、動画視聴に関しては、多くの一般ユーザーがこまめにプラグインなどの更新を行っている結果が出た。

ブラウザ別の比率

 Jストリームはこれまでも同様の調査をしている。2006年10月の調査と今回の調査との比較の比較の中で、画面の横幅が1024ピクセルのものが約7ポイント減少、1280ピクセルの画面が5ポイント増加という結果になったという。大画面の普及は更に進んでおり、サイト設計やリッチコンテンツ制作の際にはこうした環境に配慮が必要になると同社では見ている。

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