フルークは、ネットワークを統合管理する一体型システム「Visual Performance Manager」の販売を開始した。
フルーク・ネットワークスは11月6日、通信キャリアや企業のネットワーク技術者に向けて統合ネットワーク管理システム「Visual Performance Manager」を発表した。
同製品は、ネットワークやアプリケーションの性能、品質、セキュリティなどを一元管理するシステム。米Cisco Systemsが開発したIP-SLAでレスポンスタイムおよびシステムパフォーマンスを測定する「ResponseWatch」、ネットワーク機器を死活管理する「NetWatch」、不正接続やフリーポートの把握などMACレベルの情報を可視化する「NetWhere」のほか、同システムの中で中核となるネットワークとアプリケーションパフォーマンスの解析などを統合管理する「Visual UpTime Select」や、ネットワークのトラフィック管理などを可視化する「NetFlow Tracker」などで構成される。
Visual UpTime Selectは、リアルタイム情報だけでなく過去にさかのぼった履歴情報をネットワーク管理者に提供する。
NetFlow Trackerは、ルーターやスイッチなどのトラフィック情報をフローデータ形式で収集しデータベースに保存、解析する。全データを1分単位でキャプチャーし最長999年保存できる。
価格は150万円から。同日から販売開始となった。
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