筑波大学、ノーテルの混合ネットワークシステムを採用

通信技術を提供するノーテルは、筑波大学に複数の製品を組み合わせたネットワークシステムを導入したことを発表した。

» 2007年11月12日 16時41分 公開
[ITmedia]

 ノーテルネットワークスは11月12日、独自のネットワークシステムを筑波大学に導入したことを発表した。

 同システムは、10Gビット対応のシャーシ型レイヤ3スイッチ「Ethernet Routing Switch(ERS) 8600シリーズ」、電源供給型エッジスイッチ「ERS 5500シリーズ」、ネットワーク検疫アプライアンス「Secure Network Access Switch 4050」、サーバとファイアウォールの負荷分散機能を持つアプリケーションスイッチ「Nortel Application Switch 3408」を組み合わせたもの。

レイヤ3スイッチ「ERS 8600シリーズ」 レイヤ3スイッチ「ERS 8600シリーズ」(同社資料より)

 同大学では、トラフィック増加に耐えうる大容量ネットワーク環境の構築や、不正アクセス、ウイルスなどからの保護といったセキュリティ強化の要望を学生や職員から受けていた。新システムの導入により、eラーニングなど広帯域を必要とするアプリケーションの拡充や事務処理の効率化などが実現するという。

 具体的な台数は非公表だが、約2万人の学生・職員に対応できるシステム規模であるという。

 ノーテルは2000年にも同大学にネットワークシステムを導入しており、それ以来の刷新となる。

 教育機関では、佐賀大学や豊橋技術科学大学などでERSシリーズの採用実績がある。

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