Webからボランティア活動を支援するIBMのプログラム「オンデマンド・コミュニティー」参加者が全世界で10万人を突破。日本での登録者数は約5000人となった。
日本IBMは11月26日、グローバル規模のボランティア活動を支援する社会貢献プログラム「オンデマンド・コミュニティー」の登録者数が世界約100カ国で10万人を突破したと発表した。
同プログラムは、ボランティア活動のノウハウや募集情報、ツールなどをWeb上に集め、世界中のIBM社員や定年退職者に提供するもの。2003年11月に開始し、4年間で累計600万時間以上の活動時間を記録した。
日本での登録者は約5000人。具体的な活動としては、社員がWeb上の科学博物館「TryScience」の講師として参加したり、定年退職者が地域の教育支援ボランティアとして小中学校でPCやネットワークの授業をするといったものがある。
同プログラムには、社員や定年退職者のボランティア時間が40時間を超えた非営利団体に現金やIT機器を寄贈する「コミュニティー・グランツ・プログラム」もある。日本ではすでに2300万円以上が助成されている。
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