エントリクラスのOCRシステム「OCR2000iモデル1500」が東芝ソリューションから発売された。
東芝ソリューションは12月11日、エントリクラスのOCRシステム「OCR2000iモデル1500」の販売を開始した。
同製品はUSB接続の卓上型OCRスキャナ「S1500」と、帳票識別機能や多色枠読み取り機能を備えた「OCRソフトウェア」で構成される。
OCRデータエントリが行われる各種窓口業務では現在、サイズや色、紙厚が異なる帳票が扱われており、事前に帳票を仕分けておく必要がある。今回発表されたS1500は、小型帳票からA3サイズまでの帳票に幅広く対応し、それらが混在していても一括処理が可能となった。併せて、ノンカーボン紙などの薄紙からはがきなどの厚紙、さらにはクリアホルダなど多様な紙厚にも対応する。
カラー帳票にも対応しており、A4縦カラー200dpiの場合、毎分50枚の速度で読み取ることが可能。2スタッカを標準で装備しており、エラー帳票の振り分けも行える。
稼働時消費電力は従来機(S1100)比で約40%削減されているほか、従来機のリプレース時には、引き取り廃棄するサービスも用意された。
価格は以下の通り。
モデル | 価格 |
---|---|
OCR2000iモデル1500(片面) | 199万5000円 |
OCR2000iモデル1500(両面) | 262万5000円 |
卓上型OCRスキャナS1500(片面) | 126万円 |
卓上型OCRスキャナS1500(両面) | 189万円 |
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