データアクセス、MySQL 5.0/5.1対応のDBMSクラスタリングソフト発売

データアクセスは、MySQL 5.0/5.1に対応した負荷分散型データベース構築ソフト「DB/Control」を発売した。

» 2008年01月22日 17時09分 公開
[ITmedia]

 データアクセスは1月22日、MySQLのバージョン5.0および5.1に対応したDBMSクラスタリングソフトウェア「DB/Control」の最新版を発売した。

 同製品は、MySQLまたはPostgreSQLを用いたDBMSにおいて、Webサーバとアプリケーションサーバ、データベースサーバを利用する、いわゆる3階層モデルのデータベースサーバ層をフロントエンドとバックエンドの2階層に分ける。データベースアクセス要求処理を効率化し、高速な処理を実現する。

 MySQL 5.0/5.1への対応で、データベースの処理手順を1つのプログラムにまとめてDBMSで保存する「ストアドルーチン」機能や、予め指定された条件に合致する変更処理が行われると自動的にほかの場所の内容も自動的に変更する「トリガ」機能、ユーザー視点でデータの集合体を定義する「ビュー」機能などが利用できるようになった。これにより、迅速で効率的に処理できるという。

 製品はバックエンドサーバ用とフロントエンドサーバ用、システム管理用のソフトウエアで構成され、Red Hat Enterprise Linux 4/5、Solaris 10上で動作する。ライセンス価格は100万円から(バックエンドサーバ3台まで。システム管理ツール含む)で、同社および丸紅情報システムズから提供される。

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