アバイア、IP電話ソフトの最新版を発表

日本アバイアが発売したIPテレフォニーソフトウェアの新製品「Avaya Communication Manager 5.0」はSIPへの対応を強化した。

» 2008年01月22日 19時22分 公開
[ITmedia]

 日本アバイアは1月22日、IPテレフォニーソフトウェアの最新版「Avaya Communication Manager 5.0」の販売を開始した。

 新製品では、インターネット電話などで用いられる通話制御プロトコル「SIP」に対応した「Avaya one-X IP電話機9600シリーズ」と接続し、電話機のディスプレイ上で相手のプレゼンス(所在)情報を確認できる。ミドルウェア「Avaya Application Enablement Services 4.1」との連動により、マイクロソフトの統合コミュニケーション製品「Microsoft Office Communications Server 2007」および「Microsoft Office Communicator」にも対応する。

 モビリティ機能も強化した。社員が自分の内線番号とパスワードを入力すれば、別のシステムに登録されているSIP電話機を自分の内線電話機として使用できる「SIP Visiting User機能」を搭載した。携帯電話への拡張機能「Avaya Extension to Cellular」がSIP電話機にも対応。内線電話として転送などのCommunication Managerの機能が利用可能となった。

 価格は1ユーザー当たり20ドル(約2140円)から。売り上げ目標は非公表。既にCommunication Managerを導入しているコンタクトセンターをはじめ、新規となる一般企業もターゲットと見込んでいる。

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