仮想環境やOracleに対応 変更管理ソフト「Tripwire」新版

監査対象の機器のポリシーを一元管理できるシステム変更管理ソフトウェアの新版をトリップワイヤ・ジャパンが発表した。

» 2008年01月23日 19時05分 公開
[ITmedia]

 トリップワイヤ・ジャパンは1月23日、内部統制への対応を強化したシステム変更管理ソフトウェアの新版を発表した。

 「Tripwire Enterprise 7 日本語版」を2月1日に出荷する。サーバやネットワーク機器のポリシーを一元的に定義し、監査対象の機器がポリシーを満たしているかを確認・リポートする機能を追加した。ポリシーに違反した場合は、自動的に正しい設定に修正したり、管理担当者に通知したりできる。ファイルやハッシュ値を管理するデータベースは新たにOracleにも対応した。VMWare、Solaris上の仮想マシンのシステム変更も検知できるようになった。

 価格は、各種サーバを監視するソフトウェア「Tripwire Enterprise/Server」が194万2500円、OracleやSQL Serverなどの情報を管理するソフトウェア「Tripwire Enterprise/DB」が29万1900円、ファイルサーバのアクセス権限や操作履歴を管理するソフトウェア「Tripwire Enterprise/FS」が20万7900円など。

 Tripwireは、ファイルのハッシュ値などを定期的に調べ、変更の有無を監視するツール。OSやネットワーク機器から設定ファイルを取り出してデータベースに記録し、設定コマンド単位で変更の有無を確認できる。

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