Dell、「Dell EqualLogic」ブランドの新ストレージ製品を発表

Dellが傘下に収めたEqualLogicブランドによる新ストレージ製品を発表した。

» 2008年02月06日 08時36分 公開
[ITmedia]

 米Dellは2月4日、iSCSI SAN(ストレージエリアネットワーク)アレイの新製品「Dell EqualLogic PS5000」シリーズを発売した。昨年11月に買収したEqualLogicのサーバ仮想化技術を採用している。

dell Dell EqualLogic PS5000

 新シリーズは3モデル展開。SATA対応の「Dell EqualLogic PS5000E」はSATA HDDを16台まで搭載可能で、最大ストレージ容量16Tバイト。SAS対応の「Dell EqualLogic PS5000XV」は1万rpmのSAS HDDを16台まで搭載可能で、最大容量6.4Tバイト、同じくSAS対応の「Dell EqualLogic PS5000X」は1万5000rpmのSAS HDDを16台まで搭載可能で、最大容量4.8Tバイト。システム価格は1万9000ドルから。

 iSCSI対応のため、IPプロトコルを使って仮想ストレージアレイやストレージネットワークを構築できる。ストレージアレイはモジュール式の拡張が可能で、複数のストレージアレイをグループとしてまとめ、1つの仮想的なSANとして機能させることができる。

 リモートレプリケーションやシンプロビジョニングといったストレージ管理機能を搭載しているほか、アレイごとに容量とパフォーマンスの比率設定が可能。また、1つのSANの中に複数のストレージ層を設け、各ストレージ層をアプリケーション要件に合わせて最適化できるという。

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