NEC、マルチベンダーによるSAN環境の統合管理製品を発表

NECは、SAN環境を一元管理する「WebSAM Storage ControlCenter」の販売を開始した。

» 2008年02月07日 11時43分 公開
[ITmedia]

 NECは2月7日、複雑で大規模なSAN(Storage Area Network)環境を一元管理するミドルウェア「WebSAM Storage ControlCenter」の販売を開始した。

WebSAM Storage ControlCenter 1つの画面でSAN環境内の情報を一元管理できる

 EMCのストレージ管理ソフトウェア「EMC ControlCenter」をベースとしており、SAN環境内のストレージ、ファイバチャネルスイッチ、サーバを1つの画面から一元管理することができる。NECのiStorageにも対応したが、LUNマスキング(LUNのサーバへの割り当て)やゾーニング(FCスイッチに対する論理パスの作成)などの操作がGUIから行えないなどiStorageの利用時には制限もある。

 同製品により、SAN構成の接続状況、パフォーマンス、稼働状態をビジュアルに表示できるとともに、自動リポート出力などを利用して運用効率を上げることができる。

 価格は227万円から。今後5年間で130本の販売を目指す。

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