MSの組織再編で昇進した14人の幸運な幹部たち(2/2 ページ)

» 2008年02月20日 08時47分 公開
[Darryl K. Taft,eWEEK]
eWEEK
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 Microsoftのデベロッパー部門では、S・“ソーマ”・ソマセガー氏が同部門のコーポレート副社長という従来の肩書きから上級副社長へと昇格した。ソマセガー氏は今後も、Microsoftの開発関連の言語、ツール、プラットフォームのすべてを統括する。さらに同氏は、Microsoftのインド開発センターおよびカナダ開発センターの責任者も務める。

 また、これまでデベロッパー部門のゼネラルマネジャーだったスコット・ガスリー氏は、.NET開発プラットフォーム担当のコーポレート副社長に昇格した。新たな役職に就いたガスリー氏は今後も引き続き、クライアント/Webアプリケーションを開発するためのMicrosoft Visual StudioツールおよびMicrosoft .NET Framework技術を担当する複数の開発チームを監督する。

 Microsoftはさらに、クリス・カポセラ氏をインフォメーションワーカー製品管理グループの上級副社長に昇進させた。カポセラ氏は引き続き、同グループでMicrosoft Officeシステム製品の管理を担当する。カート・デルビーン氏は、Officeビジネスプラットフォームグループの上級副社長に昇進し、アントワーヌ・ルブロン氏は、Officeプロダクティビティアプリケーショングループの上級副社長に昇進した。

 Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは発表文の中で、「世界トップクラスの人材を社外から招き入れることに加え、Microsoft社内の既存の指導チームを育てることが、わたしの最優先課題の1つだ」と述べている。

 Microsoftは、ガスリー氏のほかにも6名の新しいコーポレート副社長を指名した。その一人、スティーブ・グッゲンンハイマー氏は、OEM部門のコーポレート副社長になった。同氏はこれまで、アプリケーションプラットフォームのマーケティング担当ゼネラルマネジャーだった。同氏が今後率いるOEM部門は、MicrosoftとPCメーカーおよびデバイスメーカーとの関係を管理する。

 ワリド・アブハドバ氏は、デベロッパー/プラットフォームエバンジェリズムグループのゼネラルマネジャーからコーポレート副社長に昇格した。アブハドバは今後も、プラットフォーム戦略にフォーカスし、開発者、ITプロフェッショナル、パートナーにMicrosoftプラットフォームを宣伝する活動に専念する。

 ブラッド・ブルックス氏は、Windows製品マーケティング担当ゼネラルマネジャーからWindowsコンシューマー製品マーケティング担当コーポレート副社長に昇進し、ラリー・コーエン氏は、コーポレートコミュニケーション担当ゼネラルマネジャーからコーポレート副社長に昇格した。

 ロズ・ホー氏は、プレミアムモバイル製品担当ゼネラルマネジャーからコーポレート副社長に昇格した。同氏は、Microsoftが最近買収した新しいDangerチームを率いるとともに、コンシューマー向けのプレミアムモバイル製品も引き続き担当する。

 最後に、ブライアン・トービー氏は、Microsoftのエンターテインメント&デバイス部門の製造・運営担当コーポレート副社長に就任した。

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