サイボウズは、モバイル機能やグループウェアの連携機能などを強化した営業支援ソフトウェアの新版を発売した。
サイボウズは3月10日、モバイル機能やグループウェアの連携機能などを強化した営業支援ソフトウェアの新版を発売した。
発売したのは「サイボウズ ドットセールス 1.1」。携帯端末のブラウザからドットセールスの閲覧や書き込みができるモバイル機能を新たに追加した。ASP(ソフトウェアの期間貸し)型簡易VPN「サイボウズ リモートサービス」と連携させると、ファイアウォールなどの設定を変更せずに、社外からドットセールスにアクセスできるようになる。
グループウェア連携機能では、新着および更新情報を大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン2」上に通知できるようになった。
データ入出力機能も強化した。ドットセールスに登録する顧客や企業の情報、カスタマイズした登録項目などをCSV形式で入出力できる。ほかのSFA製品やExcelなどで管理していた情報の移行が可能となった。
これまではWindowsサーバのみの対応だったが、新版ではLinuxサーバでも導入できるようになった。稼働するOSはWindows Server 2003 Standard Edition SP2、Windows Server 2003 R2 Standard x64 EditionおよびRed Hat Enterprise Linux 5で、WebサーバはIIS 6.0とApache 2.2xとなる。
価格は30ユーザー当たり105万円から。
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