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ネットイヤーがSalesforceを導入、内部統制を強化

セールスフォース・ドットコムは、インターネットを活用したマーケティング支援業務を手掛けるネットイヤーグループが、Salesforceを活用して社内の複数業務を効率化させ、内部統制の強化も図ったと発表した。
2008年03月13日 16時52分 更新

 セールスフォース・ドットコムは、インターネットを活用したマーケティング支援業務を手掛けるネットイヤーグループが、Salesforceを活用して社内の複数業務を効率化させ、内部統制の強化も図ったと発表した。

 ネットイヤーグループはSalesforceのアプリケーション基盤である「Force.comプラットフォーム」のカスタマイズのしやすさ、セキュリティの高さを評価し、業務改革に取り組んだ。2006年7月、発注および納品(検収)を管理する購買部門を立ち上げることになった。

 発注申請や検収などの管理を手作業では処理し切れないことから、当時営業部門が案件管理に活用していたSalesforceを利用して管理することを決めた。従来使っていたグループウェアの決裁済みデータをSalesforceにインポートすることで、連携管理が可能になった。

 2007年6月には、発注決裁のワークフローもSalesforceに移行。発注決済業務の効率化と内部統制の強化を実現したという。手入力による発注申請を廃止し、財務報告にかかわる書類のステータス管理、定型化した契約書類の作成およびログ管理を可能にするとともに、レポート機能を活用して不備や遅延などを把握する仕組みも確立した。

 これにより、入力ミスや目視によるチェック漏れがなくなった。手動で行っていた受注金額に応じた決裁レベルの設定も、ワークフロー承認機能を活用して自動化した。

 ネットイヤーグループは、内部統制に関連する業務以外にも、さまざまな業務にSalesforceを活用している。2005年10月の導入当初は、業績の急速な伸び、営業スタッフや案件数の増加に伴う営業プロセスの複雑化を解決するための営業案件管理システムとして利用し始めた。その後、営業管理以外のさまざまな業務についても効率化できると判断し、活用範囲を拡大してきた。

 2006年10月には、紙ベースで年2回実施していた顧客満足度調査のアンケートをWebに移行し、Salesforceの機能を活用して集計を自動化した。郵送コストや集計労力が軽減できた。顧客にとって記入が容易になったことで、一次回答率が2倍になる効果もあった。

 2007年4月には、SaaSアプリケーションを提供するマーケットプレイス「AppExchange」上から無料アプリケーションを導入し、書類審査や面接のスケジュールを自動でメール配信する仕組みを作り、採用業務を効率化した。履歴書のやり取りもメールベースからSalesforceに移行したことで、個人情報の管理体制を強化できたという。

 同年10月には、IT資産管理にも活用範囲を拡大。それまではExcelで管理していたPCやソフトウェアなどのIT資産台帳をSalesforceに移行し、Excelでは困難だった社員のマスターデータベースとの連携を可能にした。社員の入社・退職の際の資産台帳更新を厳格化させることができたという。プロジェクト管理、予算管理、社内ヘルプデスクなど、現在では10の業務にSalesforceを活用している。

[ITmedia]

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