日立INS、電子透かし付き文章の印刷をきれいにした新製品発売

日立INSは、電子透かし付き文章の印刷ソフトウェア「e-紙紋II」を発売した。

» 2008年04月07日 11時01分 公開
[ITmedia]

 日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア(日立INS)は4月7日、電子透かし付き文章を印刷するためのソフトウェア「e-紙紋II」を発売した。従来製品よりも印字品質の向上を実現している。

 同製品は、印刷する文書データに印刷日時や作業者などの情報を持つ電子透かしを埋め込んで、紙媒体に出力する。電子透かしが埋め込まれた印刷物をスキャナで読み込み、検証ソフトウェアで分析すると、電子透かしの情報を読み取ることができる。これにより、紙文書が漏えいしても漏えい元を特定できるようになるという。

 新製品では、従来よりも印字品質の向上と印刷速度を高速化し、背景文字への印刷機能を標準搭載にした。電子透かしが目立つように印刷でき、紙文書の漏えい抑止効果が高まるという。また、印刷時や検証時の操作性を一部自動化し、操作性を改善している。

 クライアントの対応OSは、Windows 2000 SP4、Windows XP Professional SP2、Windows Vista。サーバ側はWindows Server 2003 Standard Edition SP2、Citrix Presentation Server 4.5。製品価格は143万円から。同社では初年度4万ライセンスの販売を見込む。

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