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» 2008年04月09日 08時00分 UPDATE

今日から学ぶCOBIT:コストとは削減するものではなく、最適化するものだ (1/3)

「サービス提供とサポート」ドメインにおける、13個のプロセスについて紹介しよう。

[谷誠之,ITmedia]

「サービス提供とサポート」ドメインについて

 「サービス提供とサポート」ドメイン(以下「DS」と略す)は、ITサービスを実際に導入する際、そして継続的に利用する際に必要なすべての管理を行う段階である。この中にはITILとかぶる部分が多々見受けられる。具体的には、ITILで定義しているサービスレベル管理、キャパシティ管理、ITサービス継続性管理、ITサービス財務管理、インシデント管理、構成管理、問題管理、そしてサービスデスクに相当するプロセスが含まれている。さらにはセキュリティ管理や、ユーザーの教育といった分野にまで言及している。COBITを導入しない企業でも、システム管理者はこのドメインだけでも読んでおくべきだと筆者は考えている。

 さて、DSにおいて定義されているプロセスは、次の13個であり、COBITの4つのドメインの中でも一番多い。


  • DS1 サービスレベルの定義と管理
  • DS2 サードパーティのサービスの管理
  • DS3 性能とキャパシティの管理
  • DS4 継続的なサービスの保証
  • DS5 システムセキュリティの保証
  • DS6 費用の捕捉と配賦
  • DS7 利用者の教育と研修
  • DS8 サービスデスクとインシデントの管理
  • DS9 構成管理
  • DS10 問題管理
  • DS11 データ管理
  • DS12 物理的環境の管理
  • DS13 オペレーション管理

 次項から、それぞれの「コントロール目標−概要−」の部分を紹介する。例によって筆者なりの要約を加えておく。

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