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» 2008年04月11日 12時10分 UPDATE

SAPジャパン、グローバルSCMを実現する新ソフトを発表

SAPジャパンはサプライチェーンマネジメントソフトの最新版と輸送管理の新ソフトの提供を4月末から開始すると発表した。

[ITmedia]

 SAPジャパンは4月10日、サプライチェーンマネジメントソフトの最新版「SAP Supply Chain Management 2007(SAP SCM 2007)」と新製品の輸送管理ソフトウェア「SAP Transportation Management 6.0 (SAP TM 6.0)」の提供を4月末から開始すると発表した。

 SAP SCM 2007では、企業間協業モデルの可視化や情報連携などの協業支援機能を強化した。従来からの計画ツールや実行管理、監視ツールの機能改善も図った。SOAに対応していることで、グローバルにまたがる協業先とXMLによるシステム連携により情報共有ができる。

 例えば、海外への製造委託の場合、オーダーとその進捗状況を委託企業と共有し、納入状況を予測ではなく実績として把握することで、生産計画の精度を上げられるという。システムが整備されていないサプライヤーとは、ウェブを活用して需要、在庫、補充計画の情報連携ができる。

 輸送管理ソリューションであるSAP TM 6.0は、グローバル・サプライチェーンにおける複合一貫輸送における企業間の協業プロセスを管理する。輸送コスト、品質、納期を把握したり、輸送進捗を可視化できたりする。

 グローバル・サプライチェーンでは、トラックでの陸上輸送や船舶による海上輸送など複数の輸送手段を駆使した複合一貫輸送が必須になるという。各区間を輸送する物流会社が異なるため、複数発生する伝票の管理や出荷拠点ごとの輸送手配による物流効率の悪化が課題となっている。

 荷主となる企業は、物流子会社や物流のアウトソーサーなどの物流企業と緊密に連携した上で、積送在庫を把握し、送り状単位での物流コスト管理して顧客に納期を回答する必要がある。SAP TM 6.0は、このようなニーズに応え、貨物の輸送コスト、品質、納期などを管理し、輸送の進捗状況を把握することで、国際物流における業務の効率化を実現する。

 SAP TM 6.0をSAP SCM 2007と併せて利用することで、調達製造や出荷納入業務と物流業務を有機的に連携させ、サプライチェーンでの協業による合理性を高め、可視範囲を拡張できるとしている。SAP SCM 2007は、SAP Business Suiteの主要構成要素だという。

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