ウイングアーク、カミ商事のBI基盤構築にデータ解析ツールを提供

ウイングアーク テクノロジーズのデータ解析ツール「Dr.Sum EA」が、製紙品商社カミ商事のBI基盤構築に採用された。

» 2008年04月11日 13時00分 公開
[ITmedia]

 ウイングアーク テクノロジーズは、製紙大手カミグループのカミ商事がBI基盤構築にデータ解析ツール「Dr.Sum EA」を採用したと発表した。

 カミ商事の情報システム部はこれまで、営業部門から依頼される販売実績データの作成に対応するために、基幹システムから過去のデータを1カ月単位で抽出して手作業で集計していたという。だが、急な依頼も多く、担当者の本来の業務が後回しになる場合や残業で対応しなければならない状況にあった。

 同社の基幹システムには、グループ全体の家庭紙事業のデータが集約されており、営業を支援するためのシステム構築、また、情報システム部内の業務の効率化を実現するためにBI基盤の構築を目指した。データ活用環境の構築では、データ分析ツールとしてDr.Sum EAを選択。2007年7月の要件定義から4カ月間でシステムを構築し、11月に本格稼働した。今年3月から営業部門での展開も始めた。

 採用理由として、同社ではグループ全体でデータ活用できるクライアントフリーのライセンス体系、データ内容に応じてアクセス権限の変更が可能、汎用機に負担をかけないシステム構成の3点を挙げている。

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