富士通、省エネ性を高めた企業向けPC製品群を投入

新たに「24時間連続駆動」や「RAIDモデル」「改正薬事法対応モデル」などをラインアップする。

» 2008年04月16日 15時11分 公開
[ITmedia]

 富士通は4月16日、企業向けデスクトップ/ノートPCの新製品として全10シリーズ34機種を発売した。全製品でCPU性能を向上するとともに、省エネモデルを拡充している。

 デスクトップPCの「FMV-ESPRIMO」では、「Intel Core 2 Quad プロセッサ」を最上位機「FMV-D5360」に採用するほか、省エネモデルとして国際エネルギースタープログラムに対応する「同D5260」「同D5160」をラインアップした。

FMV-D5260

 D5260では、HDDや電源、ファンなどに高信頼部品を採用し、24時間連続稼働ができる「24時間モデル」、HDD2台構成の「RAIDモデル」、医療機器電波規格などをクリアした「改正薬事法対応モデル」をそろえる。D5160はAMD製プロセッサを搭載し、他モデルよりも消費電力を約15ワット削減した。

 ノートPCの「FMV-LIFEBOOK」では、ワイド液晶画面を搭載するA4サイズスタンダードモデル「FMV-A8260」や、14.1型画面を搭載するモバイルモデル「FMV-S8360」などで基本性能を向上した。また、タブレットPCの「FMV-STYLISTIC」を含む全17機種中9機種で最新の国際エネルギースタープログラムに対応した。

FMV-A8260

 このほか、全機種でリカバリイメージを内蔵HDDに格納した。将来のWindows Vista導入を見据えてWindows XP環境から導入したいというニーズ対応した「Windows Vista Business&ダウングレードサービス」を全製品で提供するという。

 価格は、D5260最小構成の場合が10万6000円(4月下旬から出荷)、A8260の最小構成では14万8000円(5月中旬から出荷)となっている。

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