高可用性のサイト構築を支援、NECが新版バックアップソリューション発売

大規模災害にも備え、遠隔地のバックアップサイトをサポートする運用性と柔軟性を備える。NECは、高可用性クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO X 2.0」を発表した。

» 2008年04月16日 17時00分 公開
[ITmedia]

 NECは、高可用性クラスタソフトウェアシリーズ「CLUSTERPRO X」を機能強化し、「CLUSTERPRO X 2.0シリーズ」として発売した。

 新製品は、複雑化する企業内システムの統合管理を実現する。自動的に障害を検知し、正常に稼働するサーバへと業務を引き継ぐことができるほか、比較的低価格でありながらも信頼性が高いという。同社では、高可用性ソフトウェアの中核製品に位置付けている。

 また、Oracle Application Server 10gの監視機能を提供するほか、Windows Server 2008への対応、遠隔クラスタ機能の強化なども特徴としている。

 価格は、「CLUSTERPRO X 2.0」基本セットが60万円(2CPUライセンス)、「CLUSTERPRO X Replicator DR 2.0」とする共有ディスクのデータミラーサポート版が160万円(2ノードライセンス)、主要アプリケーションサーバの監視を行う「CLUSTERPRO X Application Server Agent 2.0」が30万円となっている(2ノードライセンス)。

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