IBM、全地域で売り上げを伸ばし増収増益

IBMの1〜3月期決算は、売上高は前年同期比11%増、純利益は26%増。粗利益率も改善している。

» 2008年04月17日 08時37分 公開
[ITmedia]

 米IBMが4月16日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高は前年同期比11%増の245億ドル、純利益は同26%増の23億1900万ドル(1株当たり1.65ドル)だった。為替変動の影響を排除すると、売上高の伸びは4%だった。

 地域別では、北南米地域の売り上げは8%増(為替影響を排除すると6%増)、EMEA(欧州・中東・アフリカ)地域が16%増(同4%増)、アジア太平洋地域が14%増(同3%増)と、各地域で売り上げ増を記録している。

 部門別では、引き続きサービス部門とソフトウェア部門が好調。テクノロジーサービス部門、ビジネスサービス部門の売上高がそれぞれ17%増、ソフトウェア部門は14%増だった。システム&テクノロジー部門は7%減。プリンティングシステム事業売却の影響を除いても2%の減少となった。

 粗利益率は41.5%で、前年同期の40.2%を上回った。サミュエル・J・パルミサーノ会長兼CEOは「非常にいい四半期を終え、2008年のいいスタートを切った」とコメント。残る3四半期についても「よい感触を得ている」としている。

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