富士通、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」にエントリーシリーズ500Aを追加

基幹IAサーバだけでなく、中小規模のサーバ環境にも適したサーバラインアップを用意。富士通は、従来のモデルシリーズを拡充してWindows Server 2008サポートも行った。

» 2008年04月18日 13時45分 公開
[ITmedia]

 富士通は、同社の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」シリーズにおいて、CPUにデュアルコア Itanium 9100シリーズを搭載するラインアップ「PRIMEQUEST 500Aシリーズ」の販売を開始した。価格は300万円から、5月30日より順次出荷を開始する。

PRIMEQUEST 510A

 「PRIMEQUEST 500Aシリーズ」は、従来モデルの性能を強化し、デュアルコアのCPUの搭載もできる「PRIMEQUEST 510A」を新たにラインアップした。今回の発表のポイントは、現行のモデルシリーズが基幹システムを主な利用対象としていたのに対して、中・小規模のシステム構築にも適用できるサーバ拡充である点という。

 「PRIMEQUEST 540A」および「PRIMEQUEST 580A」の特徴の1つは、Red Hat Enterprise Linux 5.1またはWindows Server 2008との連携であり、CPUおよびメモリを搭載したハードウェアの動的追加機能を実現していることだという。

 特にWindows Server 2008を搭載するモデルでは、システムボードの動的交替機能も提供しており、運用中の機器で障害予兆が検知された場合、システムを停止せずに予備のシステムボードへ切り替えることも可能としている。

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