MOVIDA SOLUTIONSは、スマートフォンのビジネス利用を支援するサービスを提供する
MOVIDA SOLUTIONSは、スマートフォンをビジネスで利用するためのモバイル向けSaaS基盤サービス「BizMobile」を5月7日から開始する。
同サービスは、Windows Mobile OSを搭載するスマートフォン端末にエージェントソフトウェアをインストールして利用する。端末の画面上には、業務に必要なアプリケーションや管理機能のメニューのみを表示するため、ゲームなど業務とは関係のない機能の利用を制限する。
メニューはアイコンで表示するため、スマートフォンの操作に慣れていない社員でも容易に扱えるという。企業の管理者は、Webのコンソール画面からセキュリティ機能の設定操作や、アプリケーションの更新といった管理ができる。
システムは、エージェントと端末とソフトウェアを一元管理する「管理サーバ」、企業内システムとSaaS基盤を連携する「中継サーバ」で構成される。
同社では、スマートフォンの利用はノートPCなどに比べて導入・運用コストが低く、SaaS方式の管理サービスを利用することで、導入・運用の負荷を軽減できるとしている。
なお、同サービスではオプションとして、キッティング(端末への更新データの配布)の作業代行や、画面・アイコンのカスタマイズ、企業内システム連携サービスも用意する。ほかにも、ファイル共有機能なども用意する計画だという。
価格は、初期ライセンス(端末)が1万円から。月額料金が1アカウント管理ID当たり5万円から、クライアント利用料(端末)が1000円から。オプション料金は個別対応になるという。
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