インテルの最新CPUを搭載したことで、従来機種と比べて最大35%の消費電力を削減できる。
NECは4月24日、インテルの最新CPUを搭載した1Wayラックマウント型サーバ「Express5800/110Ri-1」および1Wayタワー型サーバ「同/110El」の提供を開始すると発表した。
「クアッドコア インテル Xeon プロセッサ3300番台」もしくは「デュアルコア インテル Xeon プロセッサ 3100番台」を搭載し、従来比で最大27%の性能を向上した。サーバの稼働状況やアプリケーションの負荷に応じて電力を制御する機能を併用することで、最大35%の消費電力を削減できる。
セットアップツール「EXPRESSBUILDER」も搭載しており、OSや管理ツールのインストール時間を従来機種より30%短縮するという。管理者が遠隔操作でセットアップをすることもできる。
同/110Ri-1では、19インチのラックに簡単に取り付けができるレールを採用。ラックの取り付け時間を従来の10分の1に短縮した。同社の1Wayサーバとしては初めて、電源と冷却ファンの冗長化を行い、HDDの二重障害に対応できる機能を搭載した。
価格は同/110Ri-1が17万9000円から、同/110Elが12万8000円から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.