富士通、容積9.9リットルの小型ワークステーションを発売

富士通はワークステーション「CELSIUS J360」を発売。処理性能は従来機種の約1.4倍となっている。

» 2008年04月25日 14時25分 公開
[ITmedia]

 富士通は4月24日、ワークステーションの最新版「CELSIUS J360」を発売した。従来機種に比べて約25%容積を削減し、約1.4倍の処理性能を持つ。

 CELSIUS J360は、ワークステーションとしては業界最小クラスである9.9リットルの筐体を備える。CPU「インテル Core2 Duo プロセッサ E8500」とチップセット「インテル X38 Express」を搭載しており、従来機種の約1.4倍の処理性能を持つ。CADアプリケーションなどのグラフィックスを処理する標準インタフェース「OpenGL」に対応した3次元グラフィックスカード「NVIDIA Quadro FX 570」などを別途提供することで、画像の処理性能も強化できる。

 CELSIUSは、2次元・3次元CAD、データ解析シミュレーション、デジタルコンテンツ作成、電子カルテシステム、地図情報処理といった高い性能が必要な業務に利用できる。

 価格は20万5000円(税別)。出荷は5月下旬から。

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