日本NCR、小型デザインのセルフチェックアウトを発売ニーズ高まるセルフレジ

日本NCRは小売店のレジで消費者が自分で支払いを済ませるセルフレジを展開するための機器「NCR FastLane」の販売を国内流通業向けに開始した。

» 2008年05月15日 21時26分 公開
[ITmedia]

 日本NCRは5月15日、小売店のレジで消費者が自分で支払いを済ませるセルフレジを展開するための機器「NCR FastLane」の販売を国内流通業向けに開始した。

 小さな店舗でも導入しやすい小型のデザインを採用したことで、従来設置が難しかったコンビニエンスストア、ドラッグストアなどでも導入しやすくした。

発売した「NCR FastLane」

 各機器の操作時にランプが点灯し、手順を示すなど操作性を向上させた。画面やスキャナーのそばに支払い部を統合したことにより、操作全体がスムーズになったという。スキャナーに、同社が提供するNCR-7878スキャナーを採用し、スキャン効率を高めた。

 日本NCRは2003年のセルフレジ販売開始以来、既に600台を超える導入実績がある。国内大手スーパーのイオン(店名はジャスコ、マイカルなど)、イズミヤ、クイーンズ伊勢丹やホームセンターのカインズなどが導入している。

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