ネットスイートとアイネットが提携、共同でSaaSビジネスを展開SaaSビジネスを盛り上げる

アイネットとネットスイートは、SaaS形式で提供する業務アプリケーション「NetSuite」の販売で提携すると発表した。

» 2008年05月16日 20時00分 公開
[ITmedia]

 アイネットと米NetSuiteの日本法人であるネットスイートは5月13日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供する業務アプリケーション「NetSuite」の販売で提携すると発表した。両社は国内の中堅中小企業市場向けにNetSuiteの販売、導入支援サービス、業種別サービスの拡充に取り組む。

 アイネットは、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)がNetSuite上で稼働する業種別のビジネスアプリケーションを開発できるプラットフォーム「NetSuite Business Operating System」を利用して、業種別のアプリケーションを開発するという。既に、ガソリンスタンドのビジネスを展開する企業向け機能として、リピート率の把握などができる顧客管理アプリケーションを開発し始めている。NetSuiteベースの開発ノウハウが蓄積したところで、それを他のISVなどに提供することも視野に入れている。

 ネットスイートは拡販の具体策としてパートナー戦略を進めており、アイネットとの提携を第一弾と位置づけている。アイネットと同規模のパートナーを年内に5〜10社に増やす考えという。より小規模のパートナー企業については、年内に50社ほど獲得する見込み。

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