日本HP、大規模な新社屋を建設へパロアルトのガレージと同様に

日本ヒューレット・パッカードは5月19日、新社屋となる自社ビルを建設すると発表した。

» 2008年05月20日 08時00分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月19日、新社屋となる自社ビルを建設すると発表した。経営戦略と密接に結びついたCRE(Corporate Real Estate)と呼ぶ不動産戦略に基づいて決定した。現在都内に分散している拠点を統合し、業務を効率化する。

 米HPが1939年に創業したカリフォルニア州パロアルトのガレージと同様に日本HPもこの新社屋を新たな拠点とし、進化したITである「ビジネステクノロジー」の発祥の地として発展させたい考えという。新社屋の建設にあたっては「社員が集い、知と時間を共有し、生き生きと働ける心地よい空間 」「環境負荷を軽減し、地域環境に調和するサステナブルデザイン」「建物、オフィス、テクノロジー、サービスを融合した先進的ワークプレイスのショーケース」という点に重点を置き推進していく。

 新社屋の建設地は東京・江東区の大島。竣工は2011年初頭を予定している。入居人員は約6000人。1フロアの面積としては都内最大級の広さを有するビルとなる。

関連キーワード

HP | 中国 | データセンター


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ