日本オラクルは財務やコンプライアンス情報を監視する「JD Edwards EnterpriseOne」のオプション機能を発売した。
日本オラクルは5月23日、中堅企業向けアプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」を機能強化するオプションツール「Financial Management & Compliance Console(JDE FMCC)」を発売した。財務やコンプライアンス情報をリアルタイムに監視する。
JDE FMCCは、収益率や予算/実績実の比率、売り上げ傾向の分析、キャッシュフローといった財務およびコンプライアンスの情報をリアルタイムに取得して、財務経理部門や内部統制の責任者が自社の状況を一覧画面で把握および評価ができる。さらに、取得した情報を業務単位に落とし込んで、その問題の原因を調査できるという。
財務比率や総勘定元帳、売掛金管理、買掛金管理などの財務分野別に測定評価基準が用意されており、業務プロセスが基準値を超えた場合に業務担当者へ知らせる機能も備える。
対応プラットフォームは、i5 Server、Windows、Solaris、HP-UX、AIXなど。価格は5ユーザー版が62万2000円となっている。
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