オフィスも家庭も快適にする、松下グループのエコアイディア

オフィスと家庭に浸透しつつある、ネットワークを活用したさまざまなソリューション。これらにいち早く取り組んできた松下グループは、さらに環境に配慮したITソリューションを提案している。

» 2008年05月26日 10時00分 公開
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パナソニック コミュニケーションズ株式会社 宣伝グループ展示企画チーム チームリーダー 保科健二氏 パナソニック コミュニケーションズ株式会社 宣伝グループ展示企画チーム チームリーダー 保科健二氏

 次世代のネットワーク技術に積極的に取り組んできた松下グループ。同グループではIPv6 Readyロゴ取得製品を世界で最も多く提供するなど、その成果を確実なものとしている。また、ネットワークコンピューティングに特化した、技術とビジネスのアジア最大イベントであるInterop Tokyoにも初期のころから参加し、ネットワークソリューションの効果的な利用方法を提案し続けている。

 今回のInterop Tokyo 2008における松下グループのテーマは、より良い「ワークライフバランス」に向け、働き方の革新と快適で便利な暮らしを実現し、しかもパナソニックならではの環境に配慮した「ITソリューションのエコアイディア」を提案することだ。

 「昨年はワークライフバランスをテーマに、仕事と暮らしをバランスよく行うための提案を行いました。今年はビジネスと暮らしを快適にすることはもちろん、それをエコロジーに配慮した方法で実現します。IT活用でビジネスも家庭も環境に配慮できることを提案したいと考えています。」

 パナソニック コミュニケーションズ株式会社 宣伝グループ展示企画チーム チームリーダーの保科健二氏は、単にネットワーク技術を用い仕事も家庭も便利にするだけでなく、それがエコにつながることを示していくと語る。Interop Tokyoの出展ブースではそれをさまざまな角度から伝えるためにビジネス、ホーム、環境という3つのゾーンを設定し、パナソニックのメッセージを多角的に示していく。

どこでもビジネスでCO2を削減する

 まず、ビジネスゾーンで採り上げられるのはパナソニックが提案する新しいコミュニケーションスタイル「どこでもビジネス」である。その1つとして紹介されるのが、IP音声会議ホンを利用した「どこでも会議」だ。LAN回線さえあればどこでもすぐに音声会議が実現できる。さらにはPHS(PBXの内線コードレス)を接続することで、ワイヤレス環境も利用できる。もちろん電話回線も使用可能だ。そして、パナソニックが得意とするネットワークカメラやPCを組み合わせたり、SDカードに簡単に会議を記録できたりと、便利で多彩な遠隔会議環境を安価に実現可能だ。

【図1】 IP音声会議ホンの利用形態 【図1】 IP音声会議ホンの利用形態

 「IP音声会議ホンを活用すれば、社内会議での出張回数を減らせるでしょう。このため運賃や宿泊費などのコストも削減できます。また、移動に伴うCO2排出量も減らすことができます。例えば、東京―大阪間を電車で往復すると、1座席あたり約21kgのCO2が排出されます。どこでも会議を利用すれば出張の必要は無くなり、当然新幹線に乗ることもありません。排出されるCO2はほんのわずかです。コスト面だけでなく、環境にも優しいソリューションと呼べるでしょう」(保科氏)

 エコにつながるビジネスソリューションとしては、ほかにも「どこでも文書」がある。その中核をなす複合機「WORKiO」シリーズでは、送られてきたFAXやスキャニングした書類を簡単にサーバに蓄積・共有することができる。これにより文書を容易に電子化しペーパーレス化を推進することが可能だ。

 また、FAXやスキャンしたデータを携帯電話に転送することもできる。外出先にいても携帯電話でFAXを確認できるので、いちいち会社に戻る必要がなくなり移動時に排出されるCO2を軽減できる。不要な紙を使わない、そしてCO2を排出しないシステムを、どこでも文書で実現できるのだ。

IPv6の技術で家庭を安心、安全に、そしてなおかつ省エネに

 ホームゾーンで紹介するのは、IPv6対応のさまざまな設備機器や情報家電をネットワークすることで「安心・便利・省エネ」を実現できるホームネットワークシステム「ライフィニティ」だ。そのサービスメニューの1つに省エネを支援するシステム「ライフィニティECOマネシステム」がある。松下電工株式会社では、これまで家庭における安心、安全のためにネットワーク技術を活用してきたが、昨年から家庭の電気使用量の見える化を実現しECOをマネジメントするくらしを提案している。ECOマネシステムでは、宅内の専用コントローラあるいはリビングのデジタルTVなどから容易に家全体の省エネを管理できる。電気の使用量チェックだけでなく、省エネ目標達成の状況や日替わりで省エネのためのアドバイスも行う。

【図2】省エネモニターの様子 【図2】省エネモニターの様子

 また家の外からも、携帯電話を用いてさまざまなコントロールが可能だ。さらに、今回の展示ではカーナビゲーションシステムからもコントロールできる様子が紹介される。ホームゾーンでは、ますます進化する家電製品を活用し、安心、安全に加え省エネを実現する様子を体験できるだろう。

ITソリューションのエコアイディアでデータセンターのCO2を削減

 パナソニックグループは2007年10月、商品・モノづくりで、グローバルにCO2排出量を削減する「エコアイディア宣言」を行った。これは、すべての事業活動で環境負荷を削減し、生産活動におけるCO2排出量を3年間で30万トン減らすというものだ。これを受け、環境ゾーンではITソリューションにおけるエコアイディアを紹介する。

 その1つが、サーバルーム内やIT設備周辺の温度状況をネットワークで監視し、電源容量不足の解消や温度上昇対策の最適化を実現するソリューションだ。環境監視・電源管理システムと各種センサー技術を活用することで、システムダウンによるサービス停止を防止するとともに、過度に冷却することをなくして無駄な電力消費を防ぎ、エネルギー消費を最適化することでCO2削減に貢献している。

 ネットワークのさまざまな技術を活用することで、安心、安全、快適を実現するだけでなく、環境負荷も軽減する。快適なビジネス、家庭環境が、実はエコにつながっているということをInterop Tokyoのパナソニックブースで実感できるだろう。

INTEROP TOKYO 2008

Interop Tokyo 2008 パナソニックブースの出展情報 〜ITソリューションで、オフィスに くらしに 快適&エコ〜

「Interop Tokyo 2008」では、より良い「ワークライフバランス」に向けて、働き方の革新と、快適で便利なくらしを実現しながら、しかも環境にも配慮した、パナソニックならではの「ITソリューションのエコアイディア」をご提案します。



展示会実施期間:2008年6月11日(水)〜2008年6月13日(金)迄

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提供:パナソニックコミュニケーションズ株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2008年6月25日