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» 2008年05月28日 14時33分 UPDATE

日本語版HPも開設:The Green Gridの日本支部が設立、国内に環境活動をアピール

データセンターの省電力化などに取り組む業界団体「The Green Grid」の日本支部が設立。日本語版ホームページの開設などを通じ、国内での環境活動を推進していく。

[藤村能光,ITmedia]

 データセンターなどの省エネ化に取り組む世界規模の団体「The Green Grid」は5月28日、日本での環境活動を推進する「日本データ調査委員会」および「日本コミュニケーション委員会」を発足したと発表した。

image The Green Gridの組織図

 2つの委員会は、The Green Gridの取り組みを各分野で実施するための組織。日本データ調査委員会は、国内の会員企業からデータセンターなどにおけるエネルギー効率の調査と分析を担当する。日本コミュニケーション委員会はその結果を会員企業などに提供し、The Green Gridの活動内容を広めていく。具体的な活動は今後進める予定で、環境活動のイベントやセミナーへの参加、産業団体などとの連携を図っていくとしている。

 日本コミュニケーション委員会の代表には、APCジャパンの坂内美子氏が就任。副代表には日本AMDの多田和之氏、事務局にはインテルの徳永貴士氏が就く。日本データ調査委員会については、「代表はまだ選出していない。委員会を運営する9社から候補者を絞る」(坂内氏)状態だという。5月28日現在、The Green Grid日本委員会の会員には、東京電力やNEC、富士通など13社が名を連ねる。

 「会員への加入は、データセンターと情報システムのエネルギー効率化を支えるという当社の取り組みを反映させたもの。IT機器の消費電力が弊社の電力インフラを圧迫しているといったことはない」(東京電力広報部)

 日本支部の発足に伴い、The Green Gridの日本語版ホームページを開設した。公式サイトの約95%を日本語に翻訳しており、エネルギー効率を取り上げた日本語の技術文書(ホワイトペーパー)のダウンロードや、活動への参加の申し込みが可能だ。

image 左からジョン・タッシーロ氏、グリーンIT推進協議会の長谷川英一事務局次長、坂内美子氏

 今回の発表に併せて、The Green Gridは、2月1日に日本で設立したIT機器の省エネルギー化とITエレクトロニクス技術で地球温暖化対策を推進する「グリーンIT推進協議会」と業務提携をすることも明らかにした。エネルギー効率の改善に向けた情報の共有などを進めていく。

 The Green Gridのジョン・タッシーロ代表は「日本ではデータセンターを含めたITサービスの伸びが大きく、電力消費も増加している。限られた資源の中で長期的な省エネを実現している活動内容を、世界にフィードバックしてもらいたい」と日本での活動に期待を寄せた。

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