データ Matters――情報経済における価値Informatica World 2008 Report(3/3 ページ)

» 2008年06月04日 17時35分 公開
[怒賀新也,ITmedia]
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 米Informaticaの2007年の収益は391億ドル。年平均成長率は25%に達し、4年連続で20%以上の成長を果たしているなど好調だ。

日本法人の成長率の高さを強調する内田社長

 日本法人はどうか。インフォマティカ・ジャパンが5月23日に実施した記者向けの懇親会で、内田雅彦社長は「2007年度のライセンス売上高は対前年比220%になった」とアピールしている。サービスの売上高は同155%、総売上高は155%に達した。

 内田氏は「日本企業の取り組みが欧米に追いついてきた。かつてはDWH構築のためのバッチデータを扱うのが主だったが、現在は、分散したデータを連動させるためのデータ統合基盤として顧客に認識されるようになった」と要因について触れた。

 Bank of Americaが全米に分散化していた26のシステムを連結し、2年間で1450万ドルのコストを削減したことなどを引き合いにだし、同氏は「グローバル企業が得ているこうした利点を日本企業にも届けたい」と話した。

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