期待を集める「専用サーバ Platform」Webで勝負! の企業に「福音」

Webを活用したビジネスには、立ち上げの迅速さとカスタマイズへの対応、かつ運用管理が容易でしかも低コストなプラットフォームが必要不可欠だ。さくらインターネットの「専用サーバ Platform」は、同社の強みを活かしこうしたニーズに応えるサービスとして注目されている。

» 2008年06月09日 10時00分 公開
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コンセプトは「既製服と注文服の間のパターンオーダー」

photo 執行役員 企画部部長 舘野正明氏

 「こんなWeb系のサービスで勝負したいんだけど、自社でサーバを買って構築するには、先立つ資金がかなり必要だし……」

 「もっと効率よくうちのソリューションや製品を展開できるプラットフォームがあったら、新しい事業も積極的に展開したいのだが……」

 ベンチャー企業から大手の商社やSI企業まで、ITビジネスを展開する企業にはそんな思いを抱いている企業が多い。そうした企業が今、待望の福音として期待するのが、さくらインターネットが2007年1月から提供を開始している全く新しいタイプのホスティングサービス「専用サーバ Platform」である。

 その新しさ、福音と期待される所以は、コンセプトそのものにある。同社の執行役員で企画部部長である舘野正明氏は、「洋服にたとえると、既製服とフルオーダーの注文服との間のパターンオーダーというのがコンセプトになります」と明快に語る。もちろん、既製服はいわゆるホスティングサービスを、注文服はハウジングサービスをそれぞれ意味する。「これまでのデータセンターサービスには、安価だが着心地が必ずしも良くない既製服と、着心地は最高だが手入れが必要で高価な注文服しかありませんでした。既製服では物足りないが、かと言ってフルオーダーの注文服までは必要ないというお客様に対して、フルオーダー並みのサービスを既製服程度のコストでご利用いただこうというのが『専用サーバ Platform』です」

サーバやネットワーク機器を最大20台まで自由に組み合わせ

 「専用サーバ Platform」の最大の特長は、ホスティングの手軽さはそのままに、ハウジング並の柔軟性・拡張性を持つという点にある。具体的には、Webサーバ、DBサーバ、メールサーバなどの複数のサーバと、ファイアウォール、ロードバランサー、ストレージサーバなどのインターネット機器をレンタルで最大20台まで、OSも含めて自由に選択して組み合わせ、システムを構築することができるのである。機器の管理者権限も提供されるので、自由なシステム運営が可能だ。

 「サービスリリース当時、複数台のホスティングサービスを正式にメニュー化していた事業者はほとんどありませんでした。当社は、ホスティングとハウジングの両方を提供しておりますので、お客様の生の声として複数台構成の専用サーバにマーケットニーズがあることは感じ取っていました。『専用サーバ Platform』は、ホスティングによって資産を費用化し、運用コストも抑えたいといったニーズにも十分にお応えできるものです」と舘野氏は語る。

 これは、同社が他社に先駆けて実現したものであり、実際のプランとしては5台構成までのプランS、10台構成までのプランM、20台構成までのプランLという3つのプランが用意されている。

プランMの構成例 プランMの構成例

 「サーバにしても、ネットワーク機器にしても、OSにしても、大方の案件に対応できるだけのサービスメニューをご用意しておりますので、お客様には会社のステージや事業のステージに合わせて、最適なサービスを選択していただくことができます」と舘野氏。

 また、コストパフォーマンスの高さもこのサービスの特筆すべき部分だろう。例えば、いずれのプランにも10Mbpsの専用回線が付いているが、回線料金は基本料金に含まれている。因みに、基本料金はプランSで初期費用157,500円、月額料金が105,000円となっている。また、その専用回線はオプションとして100 Mbpsのものにアップグレードできるが、その料金は月額10万円に過ぎない。

 舘野氏は「この価格設定にはお客様も納得していただけるのではないか」と自信を見せる。そして、さらにこう説明する。「この価格で提供できるのは、当社が137Gbpsという国内トップクラスの回線容量を誇る高速のバックボーンネットワークを持っているからであり、これは当社の価格競争力の高さを支える要素の1つです。だからこそ、サービスリリース当初から数多くの引き合いをいただき、新規導入や他社のサービスから乗り換えるケースも含めて、市場に受け入れられるのが非常に早かったのだろうと思います」

物理的な作業が不要。全国どこからでも利用できる

 セキュリティについては、どうだろうか。サーバやネットワーク機器の管理者権限はすべてユーザーに提供されるので、基本的にはユーザーが管理しなければならない。舘野氏は「OSやサーバソフトウェアの適切なアップデートがセキュリティ管理の基本です。『専用サーバ Platform』では、ファイアウォールやIDSなどのセキュリティ機器もお客様にご提供しているので、それらを活用してセキュリティを強化していただくことを推奨しています」と語る。加えて、「当社はデータセンター事業者ですので、もちろん物理的なセキュリティは堅牢に担保されています」と舘野氏は断言する。というのは、データセンターにはサーバ技術者とネットワーク技術者が常駐して、24時間365日、施設とネットワークの監視を行っているからだ。また、ハードウェアの故障に伴う機器の交換、サーバのハードディスクの交換とOSの再インストールなども、同社が無料で迅速に行うので、ユーザーの運用負荷は大幅に軽減される。

 「お客様は物理的な作業からは完全に解放されるので、何処にいらっしゃるお客様でも全く同じサービスをご利用いただけます。したがって、これからは地方でWebサービスを展開したいとお考えのお客様なども、こういうサービスで積極的にサポートしていきたいと思っています」と舘野氏は意欲を覗かせる。

 また、「ASPやSaaSなどのサービスを新たに展開する際には、『専用サーバ Platform』を手軽にご活用いただくのが一番いいのではないかと思います」とも語る。「とにかく、当社が提供するのはあくまでもインフラですから、ベンチャー企業から大企業まで、幅広いお客様にどんどんご利用いただきたいと思います。そのためにも、最大公約数のお客様に最大限満足していただけるサービスを、という基本路線からは外れないようにしつつ、もっとカジュアルな複数台や、もっと大規模な複数台もメニュー化することを考えています」

 他社に先行して「専用サーバ Platform」を実現したことにより、同社では、専用サーバサービスからデータセンターサービスまでフルラインでサービスを提供できる体制が完璧に整った。その強みもあるだけに、「専用サーバ Platform」はこれからますます注目されることになりそうだ。


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データセンター入局不要! ハウジング並みの複数台構成を実現するホスティングサービス

ITシステムを構築する際、ホスティングの運用管理の容易さとハウジングの自由度を両立したいと考えるユーザーは少なくないだろう。双方のメリットを兼ね備えたサービスを紹介する。

 ITインフラを構築する際、自社でサーバやネットワークなどのインフラ管理をすべて行うのは、運用管理やコスト負荷、セキュリティや技術的課題などを考えると大きな負担となるだろう。このようなニーズを受けて、データセンターサービスを利用する企業が増えている。ホスティングはスモール&クイックスタートが可能で運用が手軽。ハウジングはカスタマイズ性や拡張性を兼ね備えた点がメリットだ。しかし、これらすべてを望む利用者にとっては、サービス選択が難しかったのが実情だ。

 こうした中、これらに応えるサービス「専用サーバ Platform」が登場した。従来、ハウジングでなければ実現が難しかったサーバの複数台構成、ファイアウォールやロードバランサーなどのネットワーク機器利用にも対応した新しいタイプのホスティングサービスだ。このホワイトペーパー(製品資料)では、同サービスの機能や特長について、システム構成例を交え説明する。

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提供:さくらインターネット株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2008年7月8日