ユーザーニーズの変化で多様化するサービス2008年データセンター事情(2/2 ページ)

» 2008年06月09日 10時00分 公開
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業者側はサーバやミドルウェアの活用で運用コストを下げる

 国内データセンター市場が2007年は前年比14.3%増となり、今後も堅調に拡大を継続、2007年〜2011年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は13.0%に達すると、IDC Japanでは予測している。拡大を続ける市場を支える事業者側では、データセンターの新規建設や拡張など、積極的に設備投資を進めている。そして、その設備増強に伴い、先に触れた災害対策や、運用コスト削減などの取り組みが同時に行われている。

 サーバやミドルウェアなどの発達に伴って運用支援技術が強化され、一部では無人運用をセールスポイントにするデータセンターもある。これは、事業者側にとってみれば、運用コストや人的トラブルを減らすことができ、ユーザーにとっては運用レベルの信頼性やセキュリティの向上、さらにはマネージドサービスの低価格化といったメリットがある。

 システムの面倒は専門業者に任せる。これが現在のトレンドだと言えるだろう。

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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2008年8月8日