最新のコード読み取りに対応したカシオのハンディターミナルデザインはケータイを意識

カシオ計算機のスキャナ一体型ハンディターミナルに、C-MOSイメージャ搭載モデルが登場する。

» 2008年06月11日 21時23分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機(以下、カシオ)は小型・軽量のスキャナ一体型ハンディターミナル「DT-X7シリーズ」のラインアップを拡充し、二次元コードや最新の標準コードの読み取りに対応したC-MOSイメージャ搭載モデル「DT-X7 M52S/M52」を9月下旬に発売する(M52Sは無線LAN搭載、M52は非搭載)。

 従来モデルの「DT-X7 M50S/M50」は、ISO13407(インタラクティブシステムのための人間中心設計)に準拠したユニバーサルデザインを採用しており、検品や発注といった業務における使い勝手を追及しているという。

 今回発表された「DT-X7 M52S/M52」は従来モデルの特長を継承しつつC-MOSイメージャを採用し、物流/製造/医療関係を中心に普及が進む二次元コードの読み取りに対応した。カシオでは、消費期限情報を含む食品の二次元コードを生産、加工、流通の各段階でスキャンすることで流通経路を明確にでき、トレーサビリティの確立に役立つとしている。また最新の標準コード(バーコードスタック型コード)であるGS1 Data Barの読み取りにも対応している。

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