日本デジコム、衛星通信用高速モデムを発売衛星データ通信もブロードバンド

日本デジコムは、最大444kbpsの衛星データ通信ができるモデム製品を発売する。

» 2008年06月12日 13時21分 公開
[ITmedia]

 日本デジコムは6月12日、最大444kbpsの衛星データ通信ができる米THURAYA Satellite Telecommunications製品のモデム「THURAYA IP」を8月下旬に発売すると発表した。

THURAYA IP

 同製品は、IPデータ通信で最大444kbps、ストリーミング通信で最大384kbpsにてデータを伝送できるのが特徴。災害時やへき地でのIP通信ゲートウェイやバックアップ用途を想定し、例えば災害状況を高品質な映像で伝えるといった使用に適しているという。

 本体サイズは幅225×奥行き50×高さ158ミリメートルで、重量は約1.3キロ。連続動作時間は約1時間(待ち受けは約36時間)。同製品は陸上専用モデルで、将来は船舶用や車載用のアンテナも提供するという。想定価格は50万円前後となっている。

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