ネットサービスを手掛けるソネット・カドカワ・リンクは、同社が制作した地域情報の動画コンテンツを企業に有償で貸し出すサービスを開始した。
ソネットエンタテインメントや角川グループが出資するインターネットサービス企業のソネット・カドカワ・リンクは6月17日、地域情報の動画を企業に貸し出すサービスを開始した。
開始したのは「地域スポット紹介 動画コンテンツ提供サービス」。同サービスは、地域情報探訪サイト「街ログ」で掲載している全国47都道府県60都市の動画コンテンツを有料で貸し出すもの。主要都市の地域情報や観光施設、温泉施設など約3000本の動画がある。動画の平均時間は3分。
企業にとって、自社のWeb上でインターネット向け動画コンテンツを制作して配信するのは、配信や情報の更新などの運用管理に手間がかかり、制作コストも生じるなど負担となる。同サービスにより、地域情報の動画を自社のコンテンツとして手軽に活用できるようになる。
不動産業者や観光施設など地域情報が必要な企業や自治体にサービスを売り込む。価格は動画1本当たり3万円。3カ月以上の契約を結ぶと1カ月ごとに動画の入れ替えができる。
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