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» 2008年06月22日 17時27分 UPDATE

Firefox Hacks: リンク切れページを復活してくれるFirefoxエクステンション

リンクをクリックすると「404: Page is Not Found」が出てガッカリしたことはないだろうか? 今回紹介するのは、キャッシュサイト内の該当ページを利用して、リンク切れのページを閲覧できるエクステンションだ。

[Shashank-Sharma,Open Tech Press]
SourceForge.JP Magazine

 ブックマークに登録したWebページや、お気に入りのWebページに後日アクセスしたとき、あるいはWebサイトが一時的にダウンしたときなどに、404エラーが出てイライラしたことはないだろうか? Resurrect Pages404: Page is Not Found? Now it will be!は、こうした状況で役に立つFirefoxエクステンションだ。リンク切れのページの取得に、Resurrect Pagesは有名どころの複数のページキャッシュサイトを利用し、404: Page is Not FoundはInternet ArchiveのWayback Machineを利用する。

 これらのエクステンションは、それぞれのホームページにある若草色のAdd to Firefoxボタンをクリックすればインストールされる。いつものようにブラウザを再起動すると、右クリックでコンテキストメニューから使えるようになる。エクステンションのアイコンをFirefoxのメニューバーに登録することもできる。メニューバーを右クリックし、Customizeをクリックするとアイコンの一覧が表示されるので、目的のエクステンションのアイコンを見つけ、メニューバーにドラッグ&ドロップすればよい。

 404エクステンションは、リンク切れのページがあると、archive.orgのWayback Machineを利用してキャッシュ内の該当ページを表示してくれる。一方、404エクステンションのコンテキストメニューを使用して、(リンク切れしていない)任意のページのキャッシュコピーも表示できる。表示したいページまたはWebサイトにアクセスし、Firefoxのメインウインドウを右クリックし、Find archived pageをクリックすればよい。404エクステンションは、リンク切れを示すページのHTMLタグに404エラーコードが含まれていることを確認してからキャッシュ内のコピーを読み込む。404エラーが見つからないと、キャッシュコピーは読み込まない。そのような場合は、先ほどのコンテキストメニューか、メニューバーのアイコンを使えばよい。

 現在のところ、このエクステンションが認識するエラーメッセージは、404、HTTP 404 Not Found、HTTP 404 Error、404 Error、404 Not Found、404 File Not Foundなど、10種類ほどである。これらのいずれかのメッセージがWebページに含まれていると、確認のメッセージが表示される。例えば、リンク切れをクリックすると、次のメッセージが表示される:'Page Not Found' was detected at 'http://slashdot.org/dog'. Click 'Cancel' if this is an error and this warning will not appear in the future for this page, or click 'OK' to see archived version of the page.('Page Not Found'が'http://slashdot.org/dog'で検出されました。これが間違いなら'Cancel'をクリックしてください。今後、このページで同じ警告は出ません。アーカイブに保存されているページを表示したければ'OK'をクリックしてください)

 OKをクリックした場合は、アーカイブ内のページが読み込まれる。通常のページがリンク切れを示すページと誤認されることもある。その場合は、Cancelをクリックするとホワイトリストに追加され、以後、そのページは誤認されなくなる。

 残念ながら、404エクステンションには重大な欠点がある。Internet Archiveで見つかった保存ページの一番古いものが読み込まれるのだ。最新ページでなく、アーカイブに保存されているページを調べようとすると、一番最初のページが読み込まれる。例えば、今、どこかのページにアクセスし、そのアーカイブを読み込むと、アーカイブへの保存時期によっては、数年前のページが表示されることもある。

Resurrecting Pages

 Resurrect Pagesは、基本的な考え方は404エクステンションと同じだが、能力的にはずっと優れている。このエクステンションは、CoralCDN、Google Cache、Yahoo! Cache、Internet Archive、MSN Cacheなど、多数のキャッシュで動作する。

 404エクステンションと同じように簡単に使える。リンク切れのページが見つかると、ページのキャッシュを保存しているミラーサイトを選択するよう指示される。ミラーサイトの一覧でいずれかのサイトをクリックすると、アーカイブに保存されているコピーが新しいタブで表示される。一方、任意のページのキャッシュコピーも表示できる。Firefoxのメインウインドウを右クリックし、Resurrect this pageをクリックすると、Resurrectダイアログボックスが表示される。そこで、現在のページのキャッシュコピーを現在のタブ、新しいウインドウ、新しいタブのいずれで表示するかを指定する。さらに、ミラーサイトの一覧からサイトを選択し、OKをクリックすると、アーカイブに保存されているページが表示される。

 選択したミラーサイトにコピーが保存されていない場合は、別のミラーサイトを選択して再試行する必要がある。404エクステンションと違って Internet Archiveを選択したときは、保存されているページのコピーがすべて表示され、その中から表示したいページを選択できる。

 惜しいかな、このエクステンションにも改善すべき点がある。基本的な設定情報が記憶されないのである。ページのアーカイブを表示しようとするたびに、アーカイブを新しいタブ、新しいウインドウ、同じタブのどこで開くかを指定しなければならない。

 それでも複数のミラーサイトを利用する点と、エラーページからキャッシュを選択できる点で、Resurrect Pagesが404 Page is Not Found よりも優れていることは間違いない。


Linux.comでは毎週月曜、いろいろなエクステンション、プラグイン、アドオンを取り上げています。実際にお使いになっているエクステンションなどに関して、その有効性や活用のヒントなどを1000語以内にまとめて投稿してください。記事が採用された方には100ドルお支払いいたします。(重複を避けるため書こうとしている記事の内容が掲載可能かどうか最初にお問い合わせください

Shashank Sharma 専門は初心者向けのフリー/オープンソースソフトウェアの開発。Linux.comのさまざまなフォーラムでモデレータとして活動。『Beginning Fedora』(Apress)の共同執筆者。


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