大塚商会は秋葉原にデータセンターを新設した。同社が運営しているデータセンターに比べて約15%の消費電力削減を実現した。
大塚商会は6月26日、環境に配慮したデータセンター「第4センター」を秋葉原に設立したと発表した。7月1日に開設する。
第4センターは、省電力機器などを配置した床面積1134平方メートルのデータセンター。省エネに配慮したサーバやストレージなどを設置し、フロアの空調設備なども見直したことで、同社が保有するデータセンターに比べて約15%の消費電力量を削減した。ブレードサーバも設置できるようになり、システムの集積率を向上させた。
都心でデータセンターを利用する企業や団体が集まる秋葉原に新設することで、さまざまなインターネットサービスプロバイダと高速で通信できるという。同社はこれまでに渋谷、市川、関西でデータセンターを運用している。
第4センターでは、顧客企業のシステムに合わせてラックスペースを提供する。価格は4分の1ラックスペース当たり月額8万5000円から。
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