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» 2008年07月01日 08時00分 UPDATE

認知度は5割強に:SaaS導入の主目的は「運用管理からの解放」

中堅中小企業のSaaSに対する意識を聞いたところ、システムの運用管理の負担軽減と運用コストの削減を目指す企業が多いことが、ノーク リサーチの調査で分かった。

[ITmedia]

 ノーク リサーチは6月30日、2008年における中堅中小企業のIT投資動向の調査結果を発表した。SaaS(サービスとしてのソフトウェア)の導入目的として、運用管理の負担軽減と運用コストの削減を掲げる企業が多くを占めた。

 SaaSの魅力を聞いたところ、「システム運用管理からの解放」が84.1%とトップだった。「システム構築・導入に時間がかからない」(63.1%)、「設置スペース、電源、空調などの環境コストの削減」(52.9%)が続く。ユーザーはSaaSの導入に、管理の負荷軽減、導入の容易さ、コストの削減を求めていることが分かった。ノーク リサーチによると、当面はコスト削減の効果が得られやすいアプリケーションをSaaSに移行するという動きが、中堅中小企業の間で出てくると予測している。

image SaaSの魅力(出典:ノーク リサーチ)

 SaaSの認知度については、「名前だけ知っている」が 29.1%、「ある程度知っている」が22.2%、「説明できるまで知っている」が3%となった。認知度の合計は54.3%となり、半数を超えた。SaaSの導入意向は、「導入済み」(2.4%)、「導入予定」(0.7%)「検討している」(3.3%)、「関心あり」(23%)となり、SaaSに関心のあるユーザーは調査対象の約3割に上った。

 ノーク リサーチは調査の結果から、システムをインターネット上に置くことで、他社のデータと共有ができるといった戦略的な活用をするユーザーはまだ出てきていないと指摘している。財務会計、人事管理、販売/購買管理、生産管理といった基幹系アプリケーションは、依然として自社向けカスタマイズのニーズが高く、SaaS移行の対象にはなりにくいとも分析している。

 同調査は、年商5億円以上500億円未満のサーバ導入企業1210社を対象にした。

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