日本IBM、ポータル構築用ソフトの日本語版を出荷Ajax導入

日本IBMは、ポータル構築用ソフトウェア「IBM WebSphere Portal 6.1」日本語版の出荷を開始した。

» 2008年07月02日 17時18分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは7月2日、ポータル構築用ソフトウェア「IBM WebSphere Portal 6.1」日本語版の出荷を開始した。価格は757万9000円。

 ポータルは、情報やアプリケーション、業務処理プロセスなどを配信する社内外のWebサイトを、共通のユーザーインタフェースから使えるようにし、個々のユーザーに個人用のアプリケーションを提供する仕組み。

 最新版では、メニューやハイライト、注釈などの情報をワンクリックで得られる機能を備えた。例えば、ポータル上で顧客の名前をクリックすると、あらかじめ入力した顧客の名刺情報をポップアップで表示したり、所在地をクリックすると、目的地までの道順を示した地図を表示したりできる。

 またAjax(Asynchronous JavaScript and XML)を導入したことで、Webページ全体を更新せずに、必要な部分だけを更新して閲覧できるようになった。アクセスするWebページの重要度に応じてユーザーIDの入力を省略できる機能や、開発環境から本番環境への移行が簡単にできる機能も搭載した。

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