真夏のオフィスで同僚の背筋を冷やす方法?今日から使えるITトリビア(2/2 ページ)

» 2008年07月19日 08時00分 公開
[吉森ゆき,ITmedia]
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終わらないスクリーンセーバー

 デスクトップのスクリーンショットは、おそらく1分もすればはバレてしまうような、愛嬌のあるイタズラだ。しかし今度は、仕掛けられた焦るかも。表示中のスクリーンセーバーが、マウスを動かしてもキーボードを打っても終わらないというイタズラだ。手順は次のとおり。ちなみに、会社のPCがActive Directoryで管理され、ユーザーのポリシーが設定されているとムリなので、注意しよう(以下紹介する手順はWindows Vistaの場合)。

  1. スタートメニューの「検索開始」の欄に「cmd」とタイプして Enter キーを押す
  2. コマンドプロンプトが起動したら、コマンドラインに「C:\Windows\System32」とタイプして Enter キーを押す
  3. コマンドラインのカレントディレクトリが C:\Windows\System32> になったら、「aurora.scr /p65552」とタイプして Enter キーを押す
  4. デスクトップにウィンドウが開いたまま、スクリーンセーバーの「オーロラ」が起動する。コマンドプロンプトのウィンドウを閉じ、その他の開いているウィンドウを最小化すると、全画面がスクリーンセーバーになる

 これでOK。マウスを動かしたりキーボードを打ったりしても、何の反応もなくスクリーンセーバーが動き続ける。復旧させるには、電源を強制的にオフにする……必要はない。Alt キーを押しながら F4 キーを押すと、スクリーンセーバーを終了できる。同僚が困る前に、解除方法を教えてあげよう。

 なお、今回のイタズラは、Windows Vistaでのみ使えるものだが、スクリーンショットを使ったものは、Windows XP以前の古いWindowsでも、PrintScreen キーでキャプチャしたデスクトップの画面をペイントに貼り付ければ、ほぼ同様のことが可能だ。

 くれぐれもシステム管理者自らがこんなイタズラに手を染めることのないように……。

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