三菱電機は仮想化技術を搭載した基幹業務サーバの新シリーズの提供を開始する。
三菱電機は7月29日、販売管理や生産管理、経理などの業務システムを統合して管理する基幹業務サーバの新シリーズを、7月31日に発売すると発表した。仮想化技術を搭載しており、企業内のPCサーバなどを容易に統合できる。
新製品は「三菱電機データセントリックソリューション CENTRAGEシリーズ」。VM-EntranceとWindows サーバの合計2台を統合できるフロアスタンドモデル「CENTRAGE VS600」と、サーバを4台まで統合できるラックマウントモデル「CENTRAGE VS700」の2種類がある。双方とも、リソース設計やパフォーマンス評価、仮想マシン構築といったサーバの統合に必要な仮想化技術を搭載している。
統合したサーバのシステム連携はCENTRAGE VS700のみで可能で、オプションのデータセントリックソリューションユニットのソフトウェアを追加することで可能となる。アプリケーションやデータの連携ができ、システムをまたがるデータ活用が可能になる。
価格はCENTRAGE VS600が315万円から、CENTRAGE VS700が493万5000円から。製造と販売、保守を三菱電機インフォメーションテクノロジーが請け負う。年間1500台の売り上げを目指す。
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