NECとグローバルサイン、電子証明書サービスで提携

NECとグローバルサインは、電子証明書の認証局サービスで協業する。

» 2008年07月30日 14時34分 公開
[ITmedia]

 NECとNECとグローバルサインは7月30日、電子証明書の認証局構築などのサービスで提携すると発表した。電子証明書の「署名」用途拡大に対応する。

 提携では、NECの認証局ソフト「PKIサーバ/Carassuit」とグローバルサインのパブリック認証局サービス「マネージドRAサービス」を連携させ、企業ごと環境に対応したカスタム認証局の構築を支援する。

 カスタム認証局は、外部との電子メール送受信におけるS/MIMEを利用した署名・暗号化や、ドキュメントファイルに付与するデジタル署名のパブリック証明書発行を行う。さらに、PKIサーバ/Carassuitの管理画面から、登録局やカスタム認証局などを統一的に管理できるようになる。

 これにより、汎用的な電子証明書発行サービスと比べて自社システム向けに仕様をカスタマイズでき、運用管理者の作業効率の向上や運用コスト、管理工数の削減などが実現するという。

 NECは、新たに「PKIサーバ/Carassuit 外部認証局接続オプション」として9月12日から製品を出荷する。価格は最小構成で250万円(税別)からとなる。

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