エコの中でも数年前から推奨されているのがクールビズだが、これにも穴があった。丸山義夫氏「ドーダスドニノようこそ!」のクールビズ28度では能率が悪いんだそうです! によると、単純に温度設定を28度にしても、効率が悪くなるだけだという新聞記事を紹介している。一律に温度設定をするのではなく、さまざまな組み合わせをすることで効率を上げていくことができるのだ。
筆者の場合はエアコンがない部屋で作業しているのだが、保冷材と扇風機で何とかしのいでいる。読者はどうだろうか。この夏は特に暑いので、いろいろ工夫しながら、しのいでいきたい。
それにしてもIT機器を利用している限り、熱量の放出は避けられない。そこで、グリーンITが唱えられているわけだが、谷川耕一氏「むささびの視線」のGreenITというならばここまでやって欲しいかもでは、どこまでやればいいのかということを考察している。
そして、インターネットの世界。工藤拓也氏「一人シリコンバレー男」のwebを汚染するスパムサイトの脅威では、筆者も感じていることを書いていた。スパムサイトが増殖することは、サーバにも蓄積され、ネットのトラフィックも占有してしまう。ITのエコのためにも、Web汚染をなくすことを考えていきたい。
最近はネットで入手することも増えてきたが、テレビやラジオ、新聞などといった既存メディアから入手し、世間に影響を与えているのがニュース報道だ。しかし、小林啓倫氏「シロクマ日報」のニュースは現実ではないでも指摘されるように、それらの報道は取捨選択がされ、それぞれに色付けされている。このことを念頭に置いてから、ニュースを見るようにしていきたい。
辻俊彦氏「キャピタリストの視点」のGIGAZINEの力作エントリーも、その意味で興味深いエントリーだった。メディアが報じないことは何か。それは何なのか。冷静に、客観的に見ていきたいものだ。
最近のニュース報道といえば、連鎖的に起きている通り魔事件が思い出される。そして、ネットでの殺人予告。先日は、タレントの殺害を予告した男が逮捕された。
折田明子氏「Empowerment blog」の「小女子」殺害予告は匿名だから通報されたで取り上げられた事件も、「冗談」と言っていたが逮捕された。何が「冗談」なのか。冗談ですむ問題なのかどうか、大人なんだから考えてほしいものだ。
吉田賢治郎氏「けんじろう と コラボろう!」の「ネット殺人予告」と平井堅コンサートに行ってみたも、ネット殺人予告の一端が見えてきて興味深かった。
吉田賢治郎氏といえば、学校裏サイトのエントリーで話題となったが、この学校裏サイトに象徴されるのは「ネットいじめ」だ。ケータイの普及もあってか、筆者の学生時代のいじめとは比べ物にならないぐらい、陰湿なものとなっているようだ。
その解決の糸口も見えない今、今度は「ネットひいき」が問題になってくるのではないか――小林啓倫氏「シロクマ日報」の「ネットいじめ」から「ネットひいき」へ? では、アメリカの動きを紹介して、問題提起している。
ネットいじめにしろ、ネットひいきにしろ、要はネットの使い方、接し方だ。それをしっかりと押さえれば、大きな問題にならずにすむだろう。これからの教育の課題だ。
このほか、気になったエントリーを2つ紹介したい。
加藤和幸氏「てくてくテクネコ」の見えないものが見える・見えないものを見る。実は筆者も、診断を受けたわけではないが、飛蚊症ではないかと思っている。それも小学生のころから感じているので、あまり気にならないのだが。
佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」のメガ流行りに乗って「メガパフェ」が登場は、素直に食べてみたいと思った。メガパフェ、果たしてひとりで完食できるだろうか……。
以上、7月17日から23日にかけて「オルタナティブ・ブログ」へと投稿された中からピックアップさせていただいた。といってもこれは、膨大なエントリーの中の、ごく一部にすぎない。本稿を読んで「オルタナティブ・ブログ」に興味を持っていただけたなら、ぜひ、ほかの投稿も読んで欲しいと思う。
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