小島プレス工業、日本IBMの省エネ型空調設備構築サービスを採用年間12.5トンのCO2を削減

自動車部品製造業の小島プレス工業は、冷媒式の局所冷却システムによりサーバルームの冷却電力を削減するという。

» 2008年08月07日 08時00分 公開
[ITmedia]

 自動車部品製造業の小島プレス工業は8月6日、自社サーバルームのエネルギー効率向上のため、日本IBMの省エネ型空調設備構築サービスを採用したと発表した。8月中に稼働を開始する予定だという。

 同社では1月より既存のワークステーションを、日本IBMのブレード型ワークステーション「IBM BladeCenter HC10」に移行している。ブレード型ワークステーションはデータセンター内のブレードサーバにリソースを集約し、LAN経由で接続した専用端末を経由して処理を行うシンクライアント型のワークステーション。小島プレス工業では、サーバルームにワークステーションの機能を集約させる過程で冷却に要するエネルギーの省電力化が課題となり、日本IBMの省エネ型空調設備構築サービス「IBM Refrigeration Rear Door Heat eXchanger」の採用を決定した。本サービスはサーバラックの後部ドアに冷媒式クーラーを設置し、局所冷却を行うというもの。

 小島プレス工業は同サービスを利用することで、1日当たり約70キロワットの消費電力を削減し、年間で約12.5トンのCO2を削減する見込みという。

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