Webアクセスの解析結果を業務システムに反映 SBTが新製品日本BOと提携

Webサイトのアクセス解析の結果と購買実績やCRMなどの業務システムをひも付けて、売り上げや顧客の特性を分析する製品を、ソフトバンク・テクノロジーが提供する。

» 2008年08月08日 18時03分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は8月8日、ビジネスインテリジェンス(BI)サービスの日本ビジネスオブジェクツ(日本BO)と提携し、「Web解析 Plus BI ソリューション」の提供を8月11日に開始すると発表した。

 Web解析 Plus BIソリューションは、Webサイトにアクセスしたユーザーの動線や購買行動を分析したデータと、顧客関係管理(CRM)や営業支援システム(SFA)などの業務システムをひも付けて、売り上げや顧客を分析するもの。データウェアハウスに蓄えた種々のデータを分析し、収益をもたらすユーザーを特定できる。分析データは直感的な図やリポートなどで分かりやすく表示する。

 多くの企業がWebサイトの構築に力を入れる中、アクセス解析の結果を活用するのは個別の担当者などにとどまっている。結果として、解析データを企業の経営戦略やWebマーケティングなどに取り入れられていない場合が多いという。

 SBTは、Webアクセスを解析するツールやBO製品の販売と導入支援サービスの提供、データウェアハウスの設計と構築、保守や運用のコンサルティングサービスの提供を受け持つ。今後3年間で30億円の売り上げを目指す。

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