フォートラベルは、旅行情報サイトにリコメンド機能を導入した。ユーザーの動向を分析し、ニーズに合った施設の情報を自動的に提供する。
フォートラベルは8月11日、自社が運営する旅行総合情報サイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の国内ホテル宿泊施設ページに、リコメンド機能を導入したと発表した。
同リコメンド機能は、ユーザーの行動履歴の統計を解析し、ニーズに合ったコンテンツをユーザーが閲覧するサイトに表示していくもの。コンテンツのデータがASPサーバに登録されると、Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)技術を用いてリコメンド情報を呼び出す。ユーザーは自動的に情報を受け取ることができる仕組みだ。
フォートラベルのサイトでは、宿泊施設を閲覧するユーザーの行動履歴を分析し、ニーズに合った宿泊施設の情報とユーザー評価をリコメンド情報として提供する。宿泊予約サイトや、旅行会社の宿泊プランを一覧で表示するため、ユーザーはプランごとの価格情報などを比較できる。直近で閲覧した宿泊施設の情報も表示する。
リコメンド機能は、ケイビーエムジェイがASP(ソフトウェアの期間貸し)形式で提供する「パーソナライズド・レコメンダー」を導入した。同製品はインターネット通信販売サイトなどで導入されている。
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