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米Oracleが2009年に:J.D.EdwardsがSiebel On Demandに統合へ

日本オラクルは2005年に買収したERP製品であるJ.D.Edwardsの最新情報について説明した。


 日本オラクルは8月18日、記者向けのブリーフィングを開き、2005年に買収したERP製品であるJ.D.Edwardsの最新情報について説明した。この中で、2009年にJD EdwardsEnterpriseOneをSiebel On Demandに統合することを明らかにした。JD EdwardsEnterpriseOneがSaaS(サービスとしてのソフトウェア)形式で提供されることになる。

oracle.jpg 来日したレンレイ・ヘザーリング氏。Fusion ApplicationsのERP機能の発売時期については「担当でないこともありコメントできない」としている

 Oracleは、J.D.Edwardsなど買収した製品を単体として無期限でサポートし、開発も継続するとの考えを示す一方で、買収製品をSOA(システム指向アーキテクチャ)を用いて集約して構築するERP製品「Fusion Applications」を2008年にリリースするとしている。

 これに関して米OracleのJD Edwardsグループ副社長のレンレイ・ヘザーリング氏は「JD EdwardsEnterpriseOneの単体版も、Fusion向けのバージョンもSOAによるシステム基盤「Oracle Application Integration Architecture」(AIA)上で開発する」と話す。基盤が共通しているため、J.D.Edwardsの単体版を利用するユーザーがFusion Applicationsに移行する際も手順がスムーズになり、「二重投資を避けられる」と説明した。

 一方、JD EdwardsEnterpriseOneのロードマップも明らかにした。2008年の9月に最新版の「9.0」を発表する。日本では3カ月遅れて発売する予定。9.0では、政府や複合プロジェクトでの用途に応じる。具体的にはエンジニアリングおよび建設、専門サービス業者向けに複合契約やインボイス、積載、雇用管理機能を、また、米国政府からの受注者向けに連邦航空規制やインボイスの機能を提供する。

 ヘザーリング氏は「JD EdwardsEnterpriseOneとしては最新の8.12が最も普及している」とアピールする。6月の時点で、8.12のユーザーは全体の26%に達する。8.12はOracleによるJ.D.Edwards買収の翌年である2006年に発売された製品。これにより「JD EdwardsEnterpriseOneの新規顧客が増えている」ことを強調した。

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