EMCジャパンは10月1日より、NAS、iSCSI、ファイバチャネルに対応したストレージのエントリーモデルを提供する。ユーザー企業は200万円台でストレージ統合を図れるという。
EMCジャパン(以下、EMC)は10月1日、統合ネットワークストレージシステム「EMC Celerra」シリーズに、中堅中小企業向けの低価格エントリーモデルをラインアップした。製品名は「EMC Celerra NX4(以下、Celerra NX4)」。
Celerra NX4は、1台でNAS(ネットワーク接続型ストレージ)、iSCSIおよびファイバチャネルSAN(ストレージエリアネットワーク)環境に導入可能な設計を採用。分散したファイルサーバやストレージを、単一プラットフォームに統合できる。
またシンプロビジョニングなどの機能や、Webベース運用環境が提供される。同製品はより上位のモデルとなる「EMC CLARiX AX4」のシステムアーキテクチャをベースとしており、EMCの発表によると「エントリーモデルとしては最高クラスの可用性と信頼性を実現した」とされる。ドライブはSATAおよびSASディスクをサポートし、最大60台、60Tバイトとなる。
Celerra NX4は、EMCおよびパートナーから提供される。価格は次の通り。
製品名 | 構成 | 税込価格 |
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Celerra NX4 | 物理容量580Gバイト(146Gバイト、1500回転のSASディスク×4) | 231万円〜 |
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